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鎌倉へ久しぶりに行って来ました。桜が満開で、鎌倉駅周辺は朝から混雑していましたが、今回は鎌倉駅からさらにバスに乗って終点まで行き、そこからさらに10分ぐらい歩いたところにあるお店でランチを食べるためです。
奥鎌倉と呼ばれるこの辺りまでくると、お昼の時間とはいえ、観光客というより、ハイキングを楽しむ人たちとすれ違うぐらいで空いてます。
鎌倉駅で迷ってしまったので、予約時間に遅れてしまうことをお店に電話でお伝えしたら、快く受け入れてくださって、いざ、お店に到着したら店主ご夫婦がお店の前で待っていて笑顔で迎えてくれました。
お店はこちら「KOYAMA」さん
こちらのお店、「KOYAMA」さんは、ご夫妻で経営されていて、お店に入ると、テーブルは3つのみ。3グループで最大12名が限界と思います。
今回、私たちが行った時のランチは私たち2人だけ。私たちのペースでお料理が進んでいきました。
このお店は、コース料理が基本で、メインは鶏の素揚げですが、前菜から鶏を使ったお料理が進んでいきます。
鶏の美味さはもちろんのこと、地元の食材を使った料理の数々。それぞれの食感が違うので、食べてて嬉しいし、口が喜んでいます。
このお店の名物
鶏の素揚げ
鶏の素揚げが近づくと、料理担当のご主人が、なんと中華鍋を使って鶏を時間をかけて素揚げしてくれていることを奥様が教えてくれました。
素揚げ中のパチパチパチという音が厨房から聞こえてきます。その音がだんだん弱くなっていくのと同時に、油の香ばしい香りがしてきて、もう楽しみで楽しみで食欲が止まりません。
そしてメインの鶏の素揚げが出来上がったので目の前で奥様が取り分けてくれました。
胸肉ともも肉の部分でした。脂肪分の少ない胸肉から一口食べると、脂身が少ないはずなのに肉汁が溢れてきて、かぶりついています。骨や筋が残りましたが、もったいなくて残したくない。
もも肉は胸肉に比べて、脂身があるので、食べるとジューシーで脂身が美味しい。
この時点で手づかみで食べているので、指は油でベタベタですがそんなことはおかまいなし。
あぁー、もっと食べたい。
このお店のもう一つの名物
軍鶏を使ったお鍋
このお店のコース料理は2つしかありません。鶏の素揚げコースと鶏の素揚げ➕軍鶏鍋のコースの2つ。
軍鶏鍋も2人前で、私たちの目の前で奥様が取り分けてくれます。
胸肉の部分、もも肉、つみれ、そして地元の野菜がたっぷりです。
それぞれの歯ごたえがおもしろく、また軍鶏から出たスープは甘く、野菜から出た旨味も加わってこちらも美味すぎです。
「KOYAMA」さんを紹介しようとしたわけ
お店の雰囲気、佇まいが素晴らしい。
何気に目の前に置いてあった胡椒を入れるミル。
ひょうたんみたい形ですが、実物は意外に大きいです。
庭にあった原木の形をそのまま活かしたものだそうです。
実はご主人が作ったもの。
趣味で作ったりするそうです。
奥様も手作りするそうで、山ぶどうの蔓で作った名刺入れを見せてくれました。
その名刺入れも素朴なんですが存在感がバッチリです。
写真を撮り忘れてしまったので次回訪れた時に忘れずにお願いしておきたい。
お店から内装から調理道具から全て、ここの自然と調和している。
ご夫妻の愛情に溢れているんです。
この場所が大好きなんです。
そんなご夫妻が厳選した食材を使って料理してくれた鶏の素揚げ
もったいなくて残せません。
食べた私たちまで幸せなひと時を過ごすことができました。
このお店で食べること
一歩を踏み出すこと。
この場所を楽しむこと。
美味しいと素直に伝えること。
行動として伝えたくなるのでブログにしました。
最後に
クレジットで支払ったんです。
でも、お金をご夫婦に渡してきた感じしかしない。
お金を支払うって、手元からお金がなくなってしまう感が強い。
これに対して、お金を渡すって、まず相手がいる。
その相手にお金を渡してしまうってことはお金はその時点で消えてもないし、無くなってもいない。
むしろ次にこのお店に来た時に以前渡したそのお金がどんな食材に姿を変えて目の前に出てくるのか。
そんなワクワク感があるから使ったとか無くなったとかの気持ちは生まれない。
ただ一つ今回しながったこと。
鶏の素揚げの追加オーダーをしなかったこと。
鶏の素揚げは食べ足りないと思えば、追加オーダーをすることが可能です。
ですが、今回はそれをしませんでした。
次回もう一度必ず来るからです。
今を楽しみたいのもあるけど
未来の楽しみを今から準備しておきたくて。
ご予約はこちらまで
車で現地まで行かれる方は、駐車場が1台分しかありません。
お店の予約と同時に駐車場の予約も必要となります。
その旨、予約時に必ずお伝えください。
なんと、2000字超え。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
bird
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