『貧乏人の経済学』を読み終えて貧困や貧乏から脱出するために必要なこと

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こんばんは、birdです。

「貧乏」や「貧困」という言葉が気になっています。経済学を学ぶ者として、働いて稼いでいるけれどもその言葉に反応してしまう私がいます。どんな状態が「貧乏」や「貧困」なのか。単にお金がないだけなのか。気持ちはどうか。言葉だけが先行していないか。漠然と小さい頃からの偏見や先入観だけで判断してしまっているような気がしてモヤモヤしています。

これではいけないと思いました。

そんな時にこの本に出会いました。客観的なデータに基づいて、この本は書かれています。この本を読むことでまず現実を知ること。そして、今ある偏見や先入観を新しく書き換えたいと思い手にとりました。

貧乏な人たちの本当のところは、先進国で豊かに暮らす私たちにはわからない。

実際、多くの人は貧困と聞けば飢餓を連想します。貧乏な人たちにおカネをあげれば真っ先にカロリーが高く栄養豊富な食糧を買うのが当然だ、と思い込んでいます。

しかしそうではないのです。

途上国の最貧家庭ではおカネをもらうと、主食になるイモやコメよりも副食のエビや肉、あるいはアルコールなどの嗜好品を優先して買ってしまうので、食事の量や質を改善したりしません。

これは、食べ物と競合する圧力や欲望が多すぎるためです。

最初この言葉を聞いた時に「はて??」と思って、貧しさと欲望が多すぎることが結びつかなかったのです。
ところがちょうどこの4月にアルゼンチンの元大統領ホセ・ムヒカさんが来日してメディアのインタビューで残した言葉がとても印象的で腹落ちしたんです。彼は

貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ。

と言っているのです。本人にとっては、貧しいとさえ感じていないのかもしれない。

貧乏な人は大切な情報を持っていないことが多く、間違ったことを信じている。

貧乏な人は限られたお金で毎日を過ごさなければならない。

限られたお金で過ごすということは、情報へのアクセスが限られるということ。新聞、テレビ、本はどれもお金がかかるため、知ってて当然と思われることでも知らないことがたくさんあります。
例えば、ワクチンで子どもがはしかにかからずにすむ、という事実を知らなかったりする。

信頼できる情報源が不足しているため、自信のなさが行動として表れてしまうのです。

貧乏な人は自分の人生のあまりに多くの側面について責任を背負い込んでしまっている。

経済的に裕福になればなるほど、自分以外の信頼できる誰かが「正しい」判断を代わりに下してくれることが多くなります。初めの1回目さえ自分で判断すればよい。

これに対して、貧乏な人はその都度限られた情報の中で重要な意思決定を下さなければならないため、その判断は難しく、負担も大きくなる。即断できず時間がかかるし、将来のことで正しいと分かっていても先送り傾向となりかねない。

信頼できる情報から明らかに正しいことを実行していくだけでも貧乏な人の人生は大幅に改善できるのです。

貧乏な国は貧乏だからといって失敗が運命づけられている訳ではない。

本来、どんな国であろうが、不幸な過去を持つからといって将来が失敗確実ということはない。失敗が多いのは貧乏が理由ではないし、経験を重ねることで十分回避できる。どんな状況下でも根気よく行動することで自分たちを変えていけることに間違いない。

私たちが貧乏な人たちに対してできることは彼らの声なき声に寄り添って、あらゆる選択を理解すること。

間違える可能性すら全部ひっくるめて受け入れること。そうすることで、何故貧乏な人が今のような暮らしをしているのかも理解しやすくなる。理解した上で私たちに何ができるのか。貧困の原因がどこにあるのか。具体的に考えることができる。

貧困を根絶できるようなレバーはないということを認める。

貧困は何千年も人類と共に存在する。簡単に解決できるような問題ではないと認めることで、世界中の善意の人々とも手を結べるようになる。彼らと共に大なり小なり色々なアイデア持ち寄って考え続けること。

私に出来ること

正しいとされる情報を伝え続けること。その情報の後押しが彼らにとっての信頼される情報源となって、自信を持った行動につながっていく。その行動の積み重ねが貧乏からの脱出になっていく。

参考までに

経済読書会を開催します!
貧困とか貧乏についての考え方は人それぞれ。そんな皆さんの考え方や意見お聞きして問題解決への道筋につなげていきたいと思っています。日程などは改めてお知らせします。

最後まで読んで読んでいただいて感謝しています!

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